東京03の最新作!!見た感想をレビューする!!

https://kurumicat.com/wp-content/uploads/tokyo03harawatte-940×421.jpgより引用
5月に新たにリリースされた東京03さんの単独公演「腹割って腹立った」を観た感想を述べていきたいです!!
DVDを買う前に是非レビューとして読んでいただければ( ・∀・)

東京03とは?

日本のお笑いトリオで、主にコント(寸劇)を中心に活動しています。
卓越した演技力と緻密な構成によるコントが特徴で、
演劇的な要素を多く取り入れたスタイルが高く評価されています。
オープニングコント:謹聴

コントの舞台はオフィスという03のシチュエーションとしては王道にして原点!!
ミスをしていないのに部下(角田)が上司(飯塚)に怒られるという設定自体は特段珍しくない設定だが
説教を聞いた角田がその内容に心打たれて自分の世界に入ってしまう…
尺が短いので豊本の魅力がそこまで出ていないのは少し残念…
オープニング

相変わらず角田の歌唱力と演奏力は素晴らしい!!
「腹割ってぶっちゃける~」というメロディはキャッチーで口ずさみたくなる!!
マジ天才!!

コント1 角砂糖

「角砂糖」という飯塚と角田がグループを組んでいるバンドのライブ終わりの楽屋がシチュエーション。
若手に混じったアウェーでのライブをした2人は手応えを感じたと言い聞かせるも
新人マネージャー役の豊本に「あまり盛り上がってなかった」と一刀両断されてしまうという流れ。
豊本がノンデリな立ち位置を演じるのは「自己泥酔」でもやっていてお手の物という感じでした!!

「角砂糖」という中年のデュエットは「カクトヨ」同様に実際いそうでとても良い味を出していました!!
角田と飯塚のオッサン特有のノリを演じさせたら他のコント師は相手になりません🙆

幕間1 正体不明の男

03の公演の魅力として幕間の寸劇も注目です!!
今回は豊本扮する「正体不明の男」を怪しむ角田は彼をドラマの第1話の主人公のようだと決めつけます。
角田は飯塚を誘ってそんな「正体不明の男」に近づいて「ドラマの味のある脇役になろう」とします!!
幕間のコントは本編にも絡んでくるので見逃せません!!
コント2 好好爺

物書きをしている家族持ちの飯塚とその下に住んでいる老人役の角田がカフェでばったり出会うという設定。
飯塚の家庭の様子を聞く流れでしれっと娘や飯塚の騒音のクレームをする角田の老害っぽい演技が面白い!!
「いいのいいのいいの」と謝罪を否定する角田のアクションがとてもくせになります!!

老若男女問わずいろんな演技をする角田ってマジで演技の才能ありすぎですよね(^_^)
豊本の出番が少ないのが残念…

幕間2 老人夫婦

先ほどのコントに出てきた老人の老夫婦生活をYoutubeのルーティン風に紹介。
老夫婦が豊本扮する「正体不明の男」に接触をし、「腹を割って本音でしゃべれ」とアドバイスを受けます。
関係ないように見えて本筋の内容に繋がっているのが「オッドタクシー」ばりに天才だと思いました!!



コント3 昔話

飯塚、角田、豊本の3人が飲み屋で高校時代の昔話をするという設定です。
幕間と同じ世界線で、豊本の「正体不明の男」役の素性が明かされていくのがカギです!!
飲み屋で他愛もない話をするという状況でもコント仕立てで笑いに変えてしまう03は流石としか。
豊本の飄々としたキャラめっちゃ好きです👍
まさか「お尻なめたげる」が再び聞けるとは!!


角田×飯塚×豊本って3人の持ち味を相乗効果で活かし合っててすごいですよね!!
幕間3 正体不明の男について話す角田と飯塚

幕間1で説明したように角田は依然豊本扮する「正体不明の男」と関わりたがり、焦っています。
飯塚は半分呆れ半分興味ウスで聞いている感じです。
ペンで話の内容を書いていく演出…説明じゃちょっとわかりにくいですよね…
他の作品でカクトヨの幕間や夢破れての幕間に流れた感じの演出といえばいいんでしょうか?

↑こんな感じで説明するやつです。
こればかりは内容を見ていただくしかないです。すんません。
角田は豊本の役が「大切な過去を持つ男」と推理しますが本当は違うのではないか?と疑います。

コント4 間

飛び降り自殺しようとする豊本を止めようとする警官の飯塚と自殺を見かけて通報した角田という設定。
まず最初に言わせてください。
飯塚の警官姿が「市民の味方」以来でそれで既に笑ってしまいました(^▽^)
必死に説得する警官の飯塚と言い返す豊本。
2人の会話の間の真剣な「間」に耐えられない角田の役がぶち壊しにするのが面白いです。
「むおぉん」はクセになる(^▽^)



幕間4 間の歌

歌で単独公演のグッズを紹介するいつものパターンです!!
「間間間」と連呼するこの歌はくせになる。
グッズ欲しかったなぁー(-_^;)
コント5 一人相撲

上司に褒められご機嫌な角田が黙々とパソコンで入力作業をしている豊本と飯塚の周りで
1日の行動を振り返りながらオフィス内で動き回る姿が面白いです。

角田の長尺の一人芝居は退屈しませんよね(^▽^)
内容自体は同じなのにいろんなバリエーションで笑いを取る角田の演技力が光ります。
「家庭訪問は三つ巴」の時の電話を掛けようと引っ張るあの時に似てました。
最後のオチも秀逸◎

幕間5 ラスト

今回の話の核になる部分なのでここはあえて秘密にさせてください。🙇🙇
ラストコント やめる

最初に出てきた「角砂糖」の2人が主役がこの公演のクライマックスを飾ります!!
引退をしようか悩む2人とかつてクビにしたマネージャーの豊本が偶然再会します。
「主役と脇役は何か?」、「若手の目を気にするおっさん」…
今回のテーマ「腹割って腹立った」の集大成とも言えるコントです。
内容が世知辛く、深いのは03クオリティーと言えるでしょう。

エンディング

今回のテーマをよく表した歌詞でした。
角田ってホント埋もれてる才能って感じで悔しいんですよね
もちろん飯塚も角田も演技力はコント師では芸人1だと僕は思っています!!
あぁー大御所司会者に潰されなくて本当に良かった😌


総評

今回の単独公演の総評をして締めさせていただきます。
今回も安定して面白いと思いました。
しかし「もう少し突き抜けた内容のコント」が観たかったのも事実でした…
いい意味でも悪い意味でも今までと同じオーソドックスなスタイルで、若干他の公演より
インパクトが薄かったかな?と思いました。
とはいえ面白いのに変わりはありませんしあくまで僕個人の感想なので気にしないでください。
このブログを読んで気になった方は是非「腹割って腹立った」買ってください!!

http://contentsleague.jp/artists/tokyo-03より!!
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