ワンピースに存在する「悪魔の実」。泳げなくなる代わりに特殊な能力を得ることができます。 たくさんある悪魔の実の能力ですがその中でも「自然系」と呼ばれる能力が最強と言われています。 理由としましては「自然の力を操り、かつ、自分の肉体自身が流動する肉体となる」からです。 早い話が「物理的攻撃が一切通用しなくなります」。
しかしそんな中でも「最強か?」と呼ばれる自然系の能力が3つ存在するするのでランキング形式で 紹介していきたいと思います。
第3位 スナスナの実 使用者:クロコダイル

第3位は、クロコダイルの「スナスナの実」の能力です。
「え?3位?」と思う方もいるかもしれません。しかしそれには理由があります。
理由:雨に弱い
最大の理由としましては「雨に弱い」点だと考えています。
クロコダイルの肉体は砂になり覇気以外の物理攻撃は基本当たりませんが、逆を言えば
「雨に濡れている間は必ず攻撃が当たる」ということです。
それを裏付ける理由としましては、クロコダイルはアラバスタ王国を乗っ取ろうと策謀しますが、その際に雨が降らなくなる工作をします。これはアラバスタ国王および国に国民の不満感を募らせるための作戦ですが、その実自分が雨による弱点を拭い去るためでもあったと考えられます。
アラバスタでの戦闘なら確かに無敵に近いかもしれませんが逆に、それ以外の場所では「水を使った武器」があれば覇気が使えなくても十分対抗できるのではと考えられます。
第2位 ユキユキの実 使用者:モネ

第2位は、パンクハザードにて登場したドフラミンゴの腹心モネの能力「ユキユキの実」です。
モネはパンクハザードにてルフィを地下に閉じ込めることにこそ成功していますが、
理由:ヒエヒエの実という絶対上位互換
ユキユキの実を2位にランクインさせた唯一にして最大の理由が「青キジの持つヒエヒエの実の絶対的 下位互換能力である」という点です。

作中で明言はされていませんが雪ということは、氷よりも低い温度を出力させることはできないと考えられます。青キジは初登場時に海一帯を海王類ごと氷漬けにしましたがユキユキでこの芸当は不可能でしょう。
早い話が「ユキユキでできることは全てヒエヒエでできる」ということです。自然系にかかわらず 悪魔の実の能力の中には上下関係のある能力は確かに存在します。 作者の尾田栄一郎氏は「それだけで勝敗はわからない」とおっしゃっていますが、仮にヒエヒエの能力を持っていてユキユキの能力に負けることはまず考えにくいです。
また、仮に能力者じゃないにしてもナミの天候棒のような「熱を使った武器」を使えば覇気を使えなくてもある程度対抗できると考えられるので自然系としての強みもそこまでないと考えます。
第1位 モクモクの実 使用者:スモーカー

不名誉な第1位は、海軍本部中将にしてルフィとはローグタウン以来因縁の深い海兵である「白猟」ことスモーカーです。理由は3つあります。
理由①:実用性ゼロ
先ほどのユキユキとヒエヒエ、メラメラとマグマグというように自然系の能力には確かな上下関係があります。しかし、ユキユキとメラメラは「相手を低温で眠らせる」、「炎を操る」など実生活でも使えそうな能力です。しかしモクモクは煙を操れたとで「だから何?」という話です。作中では煙で相手を 一網打尽に捉えている描写がありますが煙という気体でそれは少し無理があると個人的には思っています。
理由②:間違いなくガスガスの下位互換
上述のユキユキとヒエヒエ、メラメラとマグマグはワンピースコミックの質問コーナーで登場した
「作者公認の上下関係能力」です。その際にモクモクとガスガスの関係は明記されていませんでしたが
シーザーの使うガスも、スモーカーの使う煙も同じ「気体」であることに変わりありません。
なのにシーザーのガスは「毒ガス」、「周辺の酸素を奪う」、「引火性がある」、「幻覚を見せる」などさまざまな特殊能力が使えますが、モクモクにはこういった特殊効果は今のところ確認できていません。
理由③:格上の覇気使い相手にはむしろ逆効果
最後の理由としましては「格上の武装色相手にはむしろ逆効果」という点です。
自然系の持つ他の系統の能力にない最大の強みは「物理攻撃無効」ですが、覇気という概念が登場してからはあまり意味をなしていません。
そしてスモーカーのモクモク攻撃は強力な武装色使いにはむざむざ攻撃範囲を広めるようなものです。

実際、パンクハザード編に出てきた武装色の達人ヴェルゴ相手に煙攻撃は全く通用しておらず、
「格上の覇気使い相手には的を広げるだけだ」と言われるしまつでした。
はっきり言ってもうルフィとは勝負にならない位差がついてしまった気がします…
最終章では少しでも活躍してほしいものです。
以上が自然系最弱ランキングベスト3でした。他にもご意見があればお願いします。
拝読ありがとうございました。